白い世界 その白い世界の中で笑い合い愛し合う 賢いひとびとがいた引力はそこにあってそれが当たり前だからここにいるわけで と見えないものも分かってしまう賢いひとびとがいたそれが正しいのか分からずに白に憧れる色付いた世界色付いた世界も皮肉で好きだと言う嘘吐きなひとびとがいたひとびとの旅したパラレルワールドはいつか白へと還元してあの白い時代へ戻りたいと色付いたひとびとは願う身勝手な回転を笑い合ってその日々を皮肉に愛し合ってそれでひとびとは嘘吐きなのに賢いように思って泣いたくるくると回ってしまう脆い世界に色を付けたいと思った白い世界のひとびと全てひとつの道の上にあったものだとしたら嘘吐きのひとびとはとても満足していたと思うのにきっと永遠に白い世界はいつでも背後にしかない PR